あだち充『ラフ』読み終わりました

あだち充『ラフ』をついに読破しました。

単行本で12巻なので、“ついに”という程でも
ないですね。
“やっと”全巻揃えた、と言うほうが正しいかな。

ネット上では、あだち充の“最高傑作”として評価が
すごく高い作品なのですが、読み終えると、確かに
そう感じる人が多いのに納得です。

僕も今までは『みゆき』が一番気に入ってましたけど、
『ラフ』が1位の座につきました。

あだち充に特に興味がない方にとっては、『タッチ』が
人気あるようです。アニメ化も映画化もされましたし、
あだち漫画としては、珍しく20巻を超える長編って
こともあるのかな。

僕なりに分析すると、『みゆき』、『ラフ』が『タッチ』より優れているなあ、
と思うのは、女性キャラの魅力でしょうか。
(大した話題でもないのですが、真剣に分析しています。
単なる暇人や!!)

若松みゆき、鹿島みゆき(『みゆき』)、二宮亜美(『ラフ』)に
比べると、どうしても、浅倉南(『タッチ』)は、霞んでしまいます。

浅倉南って、学校一可愛く、勉強もできる、おまけに新体操の
スターなんですが、あだち充お得意の他人への思いやり、というか
さりげない優しさというような描写がないんです。

言葉は悪いですが、単に甲子園に行きたい、行きたい、とねだる女の子、
のようにしか見えないんだよなあ。

『タッチ』で一番感動するシーンって、須見工との試合、延長10回裏、
明青1点リード、2アウト2塁、バッターは新田明男。

達也が勝負したい気持ちを抑えて、仲間のことを考え、新田敬遠策を
取ろうとすると、捕手の孝太郎が、バックの守備に対して、指示を出し、
新田勝負を決断する場面です。

達也が呆れて、後ろを振り返ると、ナインみんなが、「思いっきり勝負しろよ!」
って表情をしているんです。

このシーンが一番感動。↓

画像

それ以外では、達也がバイト代を全部つぎこんでボロボロのグローブを
使っている和也のためにグローブを買ってあげます。
ちょうどタイミング悪く、学校側から予算が下りて、野球部員全員に
新品のグローブが支給されるんです。

ふとしたことで、達也が和也のためにグローブを買ったことを
知り、次の試合には、達也が買ったグローブで試合に臨むシーン。

学校のヒーローの弟と、できの悪い兄、だけどお互いに
認め合っていて、常に相手のことを考える2人の気配りの
エピソードは何度か出てくるのですが、このシーンが一番いい。

野球部に恨みを持つ柏葉監督の屈折した心が、達也や
監督を一途に信じる明青ナインによって、徐々に更正(?)
させられていくところも、結構いいんですよねえ。

こんな風に『タッチ』でホロリとさせるシーンに南は
全然登場しないんです。

アカン、『タッチ』だけで時間切れだ・・・

To be continued….

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この記事へのコメント

ガッちゃん@読みました。
2008年12月02日 22:49
ラフの最後が良かったです。
カセットテープに吹き込んだ告白。
ラジカセで生録するのは
僕ら世代なら当たり前でしたね。
いまは携帯があるから
そんなことしないんだろうなあ。
Husky
2008年12月03日 13:00
ガッちゃん

カセットテープって、ドラマの演出にはふさわしいですね。
携帯やiPod、もう少し前のMDだったら、あのエンディングはあり得ませんもんね。

便利になって、失うものもありますね。

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