傷痕

『傷痕』という海外のミステリーを読んでいました。

上下巻2冊組。

帯には、書店の店員さんによる感想が書かれていて
「あまりの面白さに明け方まで一気に読んだ」らしいので、
買ってみました。

読み始めこそ、翻訳の日本語がわかりにくい箇所があったものの、
その評判どおり、ストーリーはとてもスリリングで、一気に読んだという
のもうなずけます。

僕は通勤帰りに読んでいましたが、下巻を読む頃には、
いつもは寝ている出勤時にも読むほどにのめり込みました。

それほど長編ではないので、ちょうど平日5日間で読み終えました。

これがデビュー作だそうです。

どんなヤツが犯人なんだ?という気持ちと、予想のつかない
展開ということだけでなく、登場人物がとても生き生きと
描かれていて、それがのめり込む要因でもあるのです。

殺人の描写は、結構えげつなく、とても視覚に訴えてくる
ので、文字通り目を背けたくなることもあるのですが、
それによって犯人の残虐さと冷酷さというものが、強烈な
印象となって、読むスピードを加速させます。

犯人は意外な人物なのですが、割とあっけなくたどり着いて
しまうのが、前半のスリリングさに比べ、ちょいと拍子抜け
という気がしました。

『検屍官』シリーズもそうなのですが、謎解きということは
それほど物語の中心とは考えられていないところがあるのかも
知れません。

本作の登場人物が活躍する続編もあるようですから、
ぜひ読んでみたいと思います。

翻訳者の方に怒られるかも知れませんが・・・

『検屍官』シリーズの翻訳を手がけた相原真理子さん
の翻訳で読んでみたいなあ、などと考えてしました。

画像
決して表紙の女性を見て買ったわけではない(笑)

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この記事へのコメント

2009年05月28日 00:06
こんばんは!ものすごくご無沙汰しててすみません。

>決して表紙の女性を見て買ったわけではない(笑)
いえ、表紙はきっかけとして大事です(笑)

面白そうですね。こんど読んでみようと思います。
私は『検屍官』と同じようなタイプの小説では、スコット・フロストさんの『警部補デリーロ』というのを最近読みました。
>犯人の残虐さと冷酷さというものが、強烈な
>印象となって、読むスピードを加速させ
>犯人は意外な人物なのですが、割とあっけなくたどり着いて
>しまうのが、前半のスリリングさに比べ、ちょいと拍子抜け

違う本なのに全く同じ感想で不思議(笑)。こちらも結構楽しめました。こちら作者はツインピークスの脚本家で、これが作家としてのデビュー作。シリーズ化されているそうです。ちなみに翻訳はジェフリー・ディーバ(←面白くてほとんど読んでます)の翻訳もしてる、池田真紀子さん。読みやすかったです。
Husky
2009年05月28日 12:59
ぼくてきさん

こんにちは!
アメリカの警察小説(?)は、このようなパターンが多いのかもしれませんね。
ツインピークスの脚本家なら、ストーリーテリングは上手そうですね。
あとでチェックしてみまっす!

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